でんでん茶
宍粟市のおそらく北部や神河町辺りにまで伝わる”でんでん茶”。
原料はアケビの新葉、茎、(花も入っても良い)。
どうして”でんでん”という名前なのか、地元の方に聞いてもよくわからないみたいです。
(文献まで見てないので、分かる人いたら教えてください)
ご近所の方に教えてもらいましたが、昔は道に生えているアケビの新葉、茎を通学途中の学生たちに採ってこさせてそのまま学校で出るお茶にしたらしいです。なんて合理的。
アケビの茎は漢方の生薬でモクツウ(木通)と知られる植物。利尿、通経、消炎などの作用があります。
そんな効能があるアケビのお茶”でんでん茶”のつくり方を、ご縁に恵まれ、教えて頂きました。
早速家の近くの群生地に採取しつくってみることに。
そのまま火入れすることもあるらしいのですが、念のため水で洗い、火入れしました。
その後袋に入れ蒸し、全体を柔らかくした後は天日干し。その後はもう一度火入れ、天日干を繰り返すそうです。
火入れ直後の香りには驚きました。意外に食欲をそそる香りです。
今日は1回目の天日干しで終わりでしたが、出来上がりが非常に楽しみ。
漢方茶のブレンドにも生かせそうな気配です。
0コメント